私たちが素手で洗剤をさわっでも、洗剤がしみ込んでくることはありません。これは角質層に「バリア機能」というものが働いているからです。海に入っでも塩づけにならないのも、バリア機能のおかげです。
肌のいちばん表面にある、死んだ細胞(角質細胞)の層が「角質層」です。顔でいうと、約20層の細胞がレンガのように積み重なってできていて、厚さは0.02ミリほどになります。この非常に薄い角質層という膜が、皮膚に触れるすべてのものからからだを守り、また内部の水分が外へ蒸発しないように守る働きをしているのです。これを「角質のバリア機能」といいます。 続きを読む
「ターンオーバー」とは、入れ替わるというような意味ですが、美容の分野ではとくに、表皮の生まれ変わりのことを指しています。表皮細胞が基底層のところで新しく生まれて、約28日かけて角化し、角質細胞になり、最後は垢としてはがれていく、このサイクルをターンオーバーと呼ぶのです。
ターンオーバーによって、表皮細胞は絶えず入れ替わっていることになり、そのため、表皮にできた傷は、痕が残らずに治ります。枝毛が
できても、髪が生え変われば元に戻るのと同じです。 続きを読む
皮膚は、表皮、真皮、皮下組織で構成されます。そのなかでも、スキンケアをするうえでとくに知っておきたい、表皮と真皮の構造を中心に、くわしく説明していきます。
皮膚のいちばん表面の部分が、表皮です。「角質」という言葉をよく耳にしますが、角質も表皮の一部です。表皮のいちばん上にある、死んだ細胞(角質細胞)の層を角質層と呼び、その下の生きた細胞(表皮細胞)の層と区別しているのです。 続きを読む